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経尿道的尿路結石除去術(レーザー)

尿路結石による激しい痛みや、なかなか排出されない石にお悩みの方にとって、手術は大きな決断の一つかと思います。東京都足立区竹の塚にある勝和会病院では、お腹を切らずに内視鏡を用いて結石を砕く「経尿道的尿路結石除去術(レーザー)」に力を入れています。この治療は、尿道から細い内視鏡を挿入し、レーザーで直接結石を細かく砕いて取り出す方法です。体への負担が少なく、早期の社会復帰を目指せる点が大きな特徴です。

当院では、泌尿器科の専門診療を通じて、患者さん一人ひとりの結石の大きさや位置、お体の状態に合わせた治療方針を検討しています。私たちは、結石の痛みから一日も早く解放され、安心して日常生活に戻れるよう、丁寧な説明と安全に配慮した処置を心がけています。結石でお困りの際は、ぜひ当院へご相談ください。

経尿道的尿路結石除去術(レーザー)の施術について

経尿道的尿路結石除去術は、医療現場では「TUL(ティーユーエル)」とも呼ばれる内視鏡手術です。この施術の最大の特徴は、皮膚を一切切ることなく、尿の出口からカメラを入れて結石を直接確認しながら治療できる点にあります。ここでは、具体的な施術の流れや特徴について解説します。

内視鏡による精密なアプローチ

手術では、まず麻酔がかかった状態で尿道から細い内視鏡を挿入します。膀胱を経由して、石が詰まっている尿管や腎臓の中までカメラを進めていきます。当院では、精密な内視鏡設備を用いることで、石の位置や周囲の粘膜の状態をはっきりと確認しながら処置を行います。

レーザーによる結石の破砕

石に到達したら、内視鏡の中に細いレーザーファイバーを通し、レーザーを照射して石を細かく砕きます。近年注目されているレーザー技術を用いることで、非常に硬い結石であっても、砂のように細かく破砕することが可能です。砕かれた石の破片は、専用のバスケット状の器具を使ってその場で回収します。

ステント留置と術後の経過

施術の仕上げとして、尿の流れを確保し、術後の腫れによる痛みを防ぐために「尿管ステント」と呼ばれる細いチューブを一時的に留置することがあります。このチューブは、後日の外来で短時間のうちに取り出すことができます。切開を伴わないため、術後の回復は比較的早く、多くの場合数日間の入院で退院が可能です。

手術の全体像については「当院で行っている手術」のページでもご紹介しています。

経尿道的尿路結石除去術(レーザー)が適応となるケース

尿路結石の治療には、自然に石が出るのを待つ「保存療法」や、体の外から衝撃波を当てる「ESWL」など、いくつかの選択肢があります。その中で、経尿道的尿路結石除去術(レーザー)が特に推奨されるのは、以下のような場合です。

  • 石のサイズが大きく、自然に排出される可能性が低いとき
  • 体外衝撃波結石破砕術(ESWL)を行っても石が砕けなかったとき
  • 結石が非常に硬く、衝撃波では効率よく割れないと判断されるとき
  • 結石が尿管に長く留まり、周囲の粘膜が盛り上がって石を包み込んでいるとき
  • 一度の手術で確実に石を取り除きたいという希望があるとき

尿路結石の全体的な症状や原因については「尿路結石」のページを併せてご覧ください。患者さんのライフスタイルや仕事の予定なども考慮し、ご自身に合った治療法を一緒に選択していきましょう。

経尿道的尿路結石除去術(レーザー)のメリットとリスク

どのような手術にも利点と注意点があります。経尿道的尿路結石除去術(レーザー)を検討する際には、これらを正しく理解しておくことが大切です。

主なメリット

この手術の最大の利点は、確実性の高さです。モニターで石を直接見ながらレーザーを当てるため、体外からの衝撃波に比べて、一度の処置で石を完全に消失させられる確率が高くなります。また、砕いた石をその場で回収できるため、術後に石が流れる際の痛みを最小限に抑えることができます。

注意点と合併症(リスク)

手術に伴うリスクとしては、以下のようなものが挙げられます。これらはすべての人に起こるわけではありませんが、私たちは万全の体制で予防と対応に努めています。

  • 血尿・・術後数日間は尿に血が混じることがありますが、通常は自然に改善します。
  • 尿路感染症・・尿の中に細菌が入り、発熱することがあります。術前後の抗菌薬投与で予防します。
  • 尿管の損傷・・内視鏡の操作やレーザーにより尿管を傷つける可能性があります。
  • 術後の痛み・・留置したステントによる違和感や、排尿時の痛みを感じることがあります。

これらのリスクについては、事前の診察で分かりやすくご説明いたします。万が一、術後に体調の変化があった場合も、泌尿器科の専門診療を行う当院で責任を持って対応いたします。

尿路のトラブル全般については「泌尿器科」のページも参照してください。

経尿道的尿路結石除去術(レーザー)についてのよくある質問

Q1.手術時間はどのくらいかかりますか?

A1.石の大きさや数、場所にもよりますが、通常は30分から1時間半程度で終わることが多いです。複雑な場所に石がある場合や、石が非常に大きい場合は、もう少しお時間をいただくこともあります。

Q2.痛みはありますか?

A2.手術自体は全身麻酔や脊椎麻酔をかけて行いますので、術中に痛みを感じることはありません。術後は、尿管に入れたステントの刺激で下腹部に違和感を覚えたり、排尿時にしみるような痛みを感じたりすることがありますが、お薬で調整することが可能です。

Q3.レーザーで砕く際、体への影響はありませんか?

A3.手術で用いるのは、結石の破砕に特化した高度なレーザー装置です。内視鏡で石を確実に捉え、周囲の組織を保護しながら照射するため、健康な臓器への影響は極めて少なく抑えられます。

Q4.退院後はすぐに仕事に戻れますか?

A4.退院翌日からデスクワークなどは可能ですが、激しい運動や重いものを持つ仕事は、数日から1週間程度控えていただくようお伝えしています。患者さんの回復状況に合わせて、個別にアドバイスさせていただきます。

当院でおこなっている経尿道的尿路結石除去術(レーザー)の診療について

勝和会病院では、尿路結石の治療において「患者さんの体への負担を最小限にする」ことを大切にしています。そのために、経尿道的尿路結石除去術(レーザー)だけでなく、体外衝撃波結石破砕装置(ESWL)も導入し、それぞれのメリットを活かした使い分けを行っています。

衝撃波による治療については「体外衝撃波結石治療」のページで詳しく解説しています。

当院の診療には、以下のような特徴があります。

  • 一貫した診療体制・・検査から診断、手術、そして再発予防のためのアフターケアまで、一人の医師が責任を持って担当します。
  • 先進的な機器の活用・・細径の内視鏡や高出力のレーザー装置を備え、精度の高い破砕を目指しています。
  • 透析患者さんへの対応・・竹ノ塚駅から徒歩13分の透析病院として、透析治療を受けられている方の結石治療にも、専門的な知見を持って対応しています。
  • 再発予防の指導・・石を取って終わりではなく、食事療法や水分摂取などのアドバイスを通じて、結石を繰り返さないための体づくりをサポートします。

私たちは、足立区周辺にお住まいの皆さんが、尿のトラブルで困ったときに「まずは勝和会病院に相談しよう」と思っていただけるような、信頼される医療機関を目指しています。丁寧なカウンセリングを通じて、納得して治療を受けていただける環境を整えています。

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