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経尿道的膀胱結石摘出術

勝和会病院では、排尿のお悩みや尿路のトラブルに対して、患者さんの体に負担の少ない治療を心がけています。その一つが「経尿道的膀胱結石摘出術」です。この手術は、お腹を大きく切ることなく、尿の出口から内視鏡を入れて膀胱の中にある石を取り除く処置です。

私たちは、泌尿器科と人工透析に特化した専門的な診療体制を整えており、尿路結石の治療についても多くの経験を積んできました。足立区竹の塚の地域に根ざし、竹ノ塚駅から徒歩13分の立地で、近隣にお住まいの方々が安心して精密な治療を受けられる環境を提供しています。

「尿をするときに痛みがある」「急に尿が出なくなることがある」といった症状は、膀胱の中に結石が留まっているサインかもしれません。当院では先進的な内視鏡設備やレーザー破砕装置を導入し、患者さんが一日でも早く健やかな生活に戻れるようサポートいたします。

経尿道的膀胱結石摘出術の施術について

経尿道的膀胱結石摘出術とは、尿道(尿の出口)から細い内視鏡を挿入し、膀胱内に形成された結石を直接確認しながら取り出す手術方法です。メスでお腹を切開する必要がないため、術後の回復が早いことが大きな特徴とされています。

膀胱結石は、サイズが小さい場合は自然に排出されることもありますが、ある程度の大きさになると尿道を塞いでしまったり、膀胱の壁を傷つけて強い痛みや血尿を引き起こしたりします。そのため、内視鏡を用いて安全に石を砕いて取り出す処置が検討されます。

手術では、石をそのまま掴んで取り出すのが難しい場合、レーザーなどのエネルギーを用いて石を細かく砕きます。砕かれた石の破片は、内視鏡を通じて体外へきれいに洗浄・排出されます。この方法は、体への侵襲(ダメージ)が少なく、現代の泌尿器科診療において標準的な治療として広く普及しています。

具体的な治療方法の詳細については「経尿道的尿路結石除去術(レーザー)」のページを参照してください。

内視鏡とレーザーによる結石破砕

当院では、経尿道的尿路結石破砕装置を完備しており、硬い結石に対しても対応が可能です。内視鏡の先端からレーザーを照射し、結石を砂状、あるいは小さな破片状にまで細かく粉砕します。

石を細かく砕くことで、尿道を傷つけるリスクを抑えながらスムーズに摘出できるようになります。この技術により、以前は開腹手術が必要だった大きな結石でも、内視鏡だけで対応できるケースが増えています。

手術のメリット

経尿道的なアプローチによるメリットは多岐にわたります。主な利点として、以下の項目が挙げられます。

  • 皮膚を切らないため、傷跡が残らない
  • 術後の痛みが比較的少なく、早期の歩行が可能
  • 入院期間が短く、社会復帰が早い
  • 直接石を見ながら処置するため、取り残しが少ない

膀胱結石が引き起こす症状と原因

膀胱結石ができると、日常生活に支障をきたすさまざまな症状が現れます。これらの症状は、結石が膀胱内で動いたり、尿の出口に詰まったりすることで起こります。

代表的な症状には、排尿の終わりの方に強く感じる痛みや、尿が途中で止まってしまう「尿線中断」があります。また、石が膀胱の粘膜を刺激することで血尿が出たり、何度もトイレに行きたくなる頻尿が続いたりすることもあります。

放置すると、結石が原因で細菌が繁殖し、ひどい膀胱炎や腎盂腎炎などの感染症を引き起こすリスクがあるため注意が必要です。似たような症状がある方は、早めの受診をお勧めします。

関連する症状の詳細については「排尿障害」のページを参照してください。

なぜ膀胱に石ができるのか

膀胱結石ができる主な原因は、尿が膀胱内に長時間留まってしまう「尿停滞」です。尿が完全に出し切れずに残ってしまうと、尿中の成分が結晶化し、それが徐々に大きくなって結石となります。

特に男性の場合、加齢とともに前立腺肥大症が進行し、尿道が圧迫されて尿の通りが悪くなることが、結石形成の大きな要因となります。また、寝たきりの状態が続く方や、神経因性膀胱(神経のトラブルで排尿がうまくいかない状態)の方もリスクが高まります。

前立腺の問題が気になる方は「前立腺肥大症」のページも併せてご覧ください。

手術の流れについて

経尿道的膀胱結石摘出術を受ける際の一般的な流れをご説明します。当院では、患者さんが不安なく手術に臨めるよう、事前の説明を丁寧に行っています。

1.術前検査と診断

まずは、尿検査や超音波(エコー)検査、マルチスライスCTなどを用いて、結石の大きさや数、位置を正確に把握します。あわせて、全身状態を確認するための血液検査や心電図検査なども行います。

2.麻酔と手術の実施

手術は通常、下半身麻酔(脊椎麻酔)または全身麻酔下で行われます。麻酔が十分に効いた状態で尿道から内視鏡を挿入し、モニターで膀胱内を確認しながら結石を砕き、摘出します。手術時間は石の大きさや数によりますが、多くの場合1時間前後で終了します。

3.術後の経過

手術直後は、尿道を安静に保つために数日間カテーテル(尿を出す管)を留置することがあります。血尿が落ち着き、ご自身でしっかりと排尿できることが確認できれば退院となります。入院期間は患者さんの状態によって異なりますが、数日から1週間程度が一般的です。

当院の入院環境については「入院のご案内」のページで詳しくご紹介しています。

術後の注意点と再発予防

手術で石を取り除いた後も、再発を防ぐためのケアが非常に重要です。膀胱結石は、原因となる排尿障害が残っていると再び作られてしまう可能性があるからです。

水分摂取と生活習慣

尿を濃くしないために、こまめな水分摂取を心がけてください。尿量が増えることで、小さな結晶が石になる前に洗い流される効果が期待できます。また、バランスの良い食事をとり、規則正しい生活を送ることも健康な排尿機能を維持する助けとなります。

根本原因の治療

もし前立腺肥大症などが原因で尿が残っている場合は、結石の手術と同時に、あるいは術後にそちらの治療を継続する必要があります。当院では、結石を取り除くだけでなく、排尿の悩みを根本から改善することを目指した診療を行っています。

経尿道的膀胱結石摘出術についてのよくある質問

Q1.手術中に痛みはありますか?

A1.手術は麻酔をかけた状態で行いますので、術中に痛みを感じることはありません。術後、尿道に違和感や軽い痛みを感じることがありますが、お薬で調整することが可能ですのでご安心ください。

Q2.高齢でも手術を受けられますか?

A2.はい、可能です。経尿道的な手術は体にメスを入れないため、高齢の方でも比較的受けやすい治療です。事前に持病や全身状態を詳しく検査し、安全性を十分に考慮した上で方針を決定します。

Q3.再発することはありますか?

A3.尿の出し切りが悪かったり、体質的な要因があったりすると再発することがあります。術後の定期的な検診と、原因となっている排尿障害の適切な治療を続けることが再発防止に繋がります。

Q4.仕事にはいつから復帰できますか?

A4.退院後すぐにデスクワーク程度の仕事であれば再開できることが多いです。ただし、重いものを持ったり激しい運動をしたりする場合は、数週間ほど控えていただくことがあります。個別の状況に合わせてアドバイスいたします。

当院でおこなっている経尿道的膀胱結石摘出術の診療について

勝和会病院では、泌尿器科領域の専門的な医療機器を揃え、質の高い手術医療を提供しています。特に、尿路結石の治療においては、体外衝撃波結石破砕治療(ESWL)と内視鏡手術の両方に対応しており、結石の性質や患者さんのご希望に合わせた適した選択が可能です。

東京都足立区竹の塚の地で、長年培ってきた透析医療や腎臓内科の知見も活かし、腎機能への影響を考慮しながら丁寧な処置を行います。私たちは、ただ石を取るだけでなく、患者さんのその後のQOL(生活の質)を向上させることを第一に考えています。

排尿に不安を感じている方、他院で結石を指摘されたけれど手術に踏み切れない方など、どのようなお悩みでも真摯に伺います。専門的な視点から、今の状態に最もふさわしい解決策を一緒に検討していきましょう。

結石治療の選択肢の一つである「体外衝撃波結石治療」のページもご覧ください。

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